Dr.ブラックスワンによる不確実性と資産運用

ナシームニコラスタレブは、正規分布を前提にした株価データ、経済データのリスク(標準偏差)、リターン、そしてそれにもとづくポートフォリオが、現実に、ブラックスワンのもとで、吹き飛ぶことを詳細に記述してます。そこで、ブラックスワンに備えて、ナシームニコラスタレブのような、バーベル戦略には及びませんが、現実の株価、経済データに当てはまらない正規分布にもとずくポートフォリオ理論にしたがえば、吹っ飛ばされる。。。
外れ値としかみられてなが、1回の破壊力が凄まじいブラックスワンとともに、正規分布で予想されるインフレにそなえて、自分が読んだ本を中心に、拙いパッシブ資産運用について自分の考えます。

運用はほとんど運による。後知恵バイアスのなかでナシームに思う。

自分のためのメモ。 
ギリシャ問題で、国内株が下げたとか。。。
それって、正規分布に経済データが従うとしても、 1σ以内? 
標準偏差程度の変動は普通ですよね。
ファイナンス理論が正しいとしても。。。 
ファイナンスでMBA持ってたら学校で習わない? 
それとも、 ブラックスワン? それなら、正規分布に従わないから、破壊力抜群ですよね。。。


 ナシームの「まぐれ」について、この時期、あらためて、まとめ直したい。 
ときどき、ジェレミーシーゲルの話もはさむつもりですが。。。 
ナシームにならって、 偶然にだまされたくありません。 この世界でおきることは、実際よりもずっと、はるかにずっと、偶然ではないと思い込むということです。 
今回のギリシャ問題、ナシームの言う通りかと。 
報道はバイアスだらけですね。 
彼のいう後知恵バイアスと。 また、専門家は、いつもどおりありとあらゆる予測を外し続け、それでもなお次こそは間違いないと信じてしまうヒトとのことですが。。。まあ、みんな、そう思ってますよね。 経済学のような分野、 つまり株価データを扱うファイナンスののような社会科学の世界では、専門家がいくらはやしたてようが、ほとんど何もわからない、とのこと。 
これは、ナシームニコラスタレブが、日本語版の著作で、すでに出版してることからのほんのすこし引用したものです。 


標準偏差分の変動はありますが、 先日、 資産の配分比率のおおまかな集計をしてみました。 
ナシームのようなバーベル戦略とはちがいますが、ブラックスワンで吹き飛ばない程度?
そして、 インフレで資産が大きく目減りするのを遅らせる可能性にベット。 
うまくいくかは、運次第とナシームはいってます。 
リスク資産概ね2割ていど? ノーリスク?8割ていど?にベット。

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